Garoon スケジュールのカスタム項目(additionalItems)廃止のスケジュールで案内したとおり、カスタム項目(additionalItems)を段階的に廃止します。
この記事では、Node.js を使った、カスタム項目(additionalItems)に保存したデータをカスタム項目(Schedule datastore)に移行するサンプルコードを紹介します。
サンプルコード
予定 ID が 1 の予定データについて、additionalItems に登録されている値を Schedule datastore に移行するサンプルコードです。
実際には予定の一覧取得(クエリで条件を指定)API を使って予定データを取得し、取得した予定データの ID を使って繰り返し処理してください。
システムへの負荷を考慮するため、予定の期間を指定するなど、移行する対象の予定を絞り込んで実施してください。
事前準備
Node.js を実行する環境を用意してください。
サンプルコードは、Node.js v16.17.1 で動作を確認しています。
STEP1:プロジェクトのディレクトリの作成
プロジェクトのディレクトリを作成します。
STEP2:必要なライブラリのインストール
package.json を作成します。
必要なライブラリをインストールします。
STEP3:JavaScript ファイルの作成
次の内容をテキストエディタに貼り付け、ファイルを保存します。
ここでは例として、ファイル名を「sample.js」とします。
環境にあわせて、次の箇所を変更してください。
- 5行目:cybozu.com のドメイン
- 8行目:Garoon REST API を実行するユーザーのログイン名
- 9行目:Garoon REST API を実行するユーザーのパスワード
- 14行目:カスタム項目(Schedule datastore)のキー名
移行するカスタマイズに合わせた、独自のキー名を設定してください。
キー名の命名規則は、カスタム項目(Schedule datastore) の命名規則を参照してください。
STEP4:動作確認
次のコマンドを実行します。
「additionalItems の値を Schedule datastore に移行しました」が表示されることを確認します。
使用した API
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