(著者:サイボウズ 竹内 能彦)
12月に開催したkintone devCamp 2015で好評だったデプロイAPI講座のTipsを大公開!
kintone devCamp 2015の開催報告は以下
デプロイAPIはアプリのデプロイだけでなく様々な使い方が可能です。 ここではkintoneアプリの運用に使える(かもしれない!?)サンプルを2つご紹介します。
動作環境
1. 連携アプリの一覧を出力
kintoneでアプリを作成しだすと、どのアプリとどのアプリが連携(ルックアップ、関連レコード)しているのか分からなくなりますよね。
そんな時に1つずつアプリの設定画面を開いて確認・・・想像しただけで気が遠くなります。
そこでデプロイAPIを使って連携アプリの一覧を出力するプログラムを書いてみました。
コード
実行
上記のコードを適当なファイル名で保存します。(例:relation.sh)
コメントに従い以下の値を修正します。
- ドメイン名
- 認証情報
- 調査を開始するアプリID
- 調査を終了するアプリID
- 存在しないアプリIDの保存先
以下のコマンドでシェルスクリプトを実行します。
実行結果
下記が実行結果の例になります。
下記が2回目の実行結果の例になります。以前の実行で存在しなかったアプリは対象外になります。
2. JavaScript/CSSファイル適用アプリの一覧出力
2つ目はJavaScript / CSSカスタマイズを適用しているアプリの一覧を出力します。
コード
実行
上記のコードを適当なファイル名で保存します。(例:customize.sh)
コメントに従い以下の値を修正します。
- ドメイン名
- 認証情報
- 調査を開始するアプリID
- 調査を終了するアプリID
- 存在しないアプリIDの保存先
以下のコマンドでシェルスクリプトを実行します。
$ sh ./customize.sh
実行結果
下記が実行結果になります。
下記が2回目の実行結果の例になります。以前の実行で存在しなかったアプリは対象外になります。
最後に
今回はデプロイAPIを使って、GUIでみるには一苦労な情報を収集してみました。アプリの棚卸しなどに効果を発揮しますのでご活用ください。
皆さんのkintone運用管理LIFEが少しでも快適になれば幸せです。
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