注意事項
- サンプルプラグインは、その動作を保証するものではありません。
- サンプルプラグインの技術的なサポート等は行っていません。
- 本プラグインは新デザインを想定して作成しております。旧デザインでは動作不良を起こす可能性がありますのでご注意ください。
- kintoneプラグインはスタンダードコースでのみご利用いただけます。ライトコースではご利用いただけませんのでご注意ください。
概要
週例のミーティングをもっと効率化したいという方向けのプラグインです。
次の4つの機能を備えています。
- レコード一覧画面に表示されるデータを、週ごとに色分け。
- レコード登録 or 編集時に指定した文字を行頭、文中などにつけると、その行をハイライト。
- レコード登録時に「定例MTG開催日」予めを設定しておくと自動で計算して初期値を入力。
- レコード登録時に、「開催日」と「ログインユーザー名」を結合してタイトルに保存。
設定画面(設定例)
レコード詳細画面
レコード一覧画面
プラグインを利用する
STEP1:フォームを設定する
アプリのフォームを設定します。次のフィールドを配置します。
- 週報のタイトル用フィールド
レコード追加時に「開催日」と「ログインユーザーのユーザー名」を結合して代入するフィールドです。 - 文字列(1行)フィールドのみが使用可能です。
- 開催日用フィールド
ここで指定したフィールドは、レコード追加時に「定例MTG開催曜日」で選択した曜日までの日数を計算し、自動で次の開催曜日を入力します。 - 日付フィールドのみが使用可能です。
- 設定画面から「必須項目にする」にチェックを入れ、必須フィールドにしてください。
フィールド配置例
他のフィールドの配置は任意です。
STEP2:アプリにプラグインを追加する
アプリにMTG効率化プラグインを追加します(本記事下部よりダウンロードできます。)プラグインの追加方法は、kintone ヘルプを参照してください。
プラグインを追加する
STEP3:プラグインを設定する
- アプリ管理画面の「詳細設定」>「プラグイン」を開き、MTG効率化プラグインの歯車マークをクリックします。
- 各項目を設定します。
項目名 説明 色をつける一覧の名前 以下の手順で設定をおこなってください。
- 色を付ける一覧の「一覧名」を入力してください。
- 入力後、「一覧設定ボタン」を押下します。
- 一覧の項目設定(初期設定)に項目が表示されれば完了です。
定例MTG開催曜日 - 不定 or 各曜日が選択できます。
- 必須項目です。
週報のタイトル用フィールド - レコード追加時に「開催日」と「ログインユーザーのユーザー名」を結合して代入するフィールドです。
- 文字列(1行)フィールドのみが選択可能です。
- 必須項目です。
開催日用フィールド - ここで指定したフィールドは、レコード追加時に「定例MTG開催曜日」で選択した曜日までの日数を計算し、自動で次の開催曜日を入力します。
- 日付フィールドのみが選択可能です。
- 必須項目です。
ハイライト用文字列と色 ハイライトする行に含まれる文字列と色(16進数表記)を指定します。
例:
文字列「★」色「#FFFF00」 - 「保存する」をクリックします。
- 「アプリの設定」画面で[設定完了]クリックすると、プラグインの設定がアプリに反映されます。
STEP4:プラグインを利用する
レコード追加画面表示時の処理
- レコード追加画面で「定例MTG開催日」で設定した曜日までの日数を自動で計算して初期値を入力します。
- 任意のフィールドにハイライト用文字列で設定した文字列をつけると(行頭、文中どこでも可)その行をハイライト色で設定した色でハイライトします。
レコード保存実行前の処理
- レコード登録時に、「開催日」と「ログインユーザー名」を結合してタイトルに保存します。
レコード一覧画面画面の処理
- 「色をつける一覧の名前」で初期設定した一覧のみ、週区切りで色をつけます。
サンプルプラグイン
GitHubにアクセスしてフォルダごとダウンロードしてください。そのフォルダ内の「examples/colorful-report」に、今回のファイル群があります。
「examples/colorful-report」 配下のファイル構成は次のとおりです。
colorful-report/ css/ -51-modern-default.css -colorful-weekly-config.css
html/
-config.html image/ -colorful-weekly.png js/ -colorful-weekly-config.js -colorful-weekly-desktop.js -colorful-weekly-lib.js manifest.json
こちらの手順を参考にパッケージングします。
パッケージングしたサンプル
プラグイン開発のためのサンプルであり、サポート対象外であることをご理解の上、ダウンロードしてください。
SAMPLE_colorful_report_plugin_v1.5.1.zip
更新履歴
2016/06/08 v1.0を公開しました
2016/06/16 v1.2にアップデートしました
- コードを軽量化しました。
- 特定条件で開催日に不正な値が入ってしまうエラーを改修しました。
2017/08/18 v1.4にアップデートしました
- 設定対象でない一覧も一部の列に設定対象一覧と同じ色がついてしまう不具合を改修しました。
- その他軽微な修正をしました。
2017/09/28 v1.5にアップデートしました
- プログラムで使用しているフォーム設計情報取得APIを、フィールドの一覧を取得するAPIに置き換えました。
2022/10/05 v1.5.1にアップデートしました
- フロントエンド基盤の刷新に対応しました。
制限事項
- スマートフォンでは、使用することができません。
- レコード一覧で編集すると、色付けが一時的に解除されます。編集後に色を反映するには画面の更新を行ってください。
利用している OSS のライセンス情報
このプラグインで利用している OSS のライセンスは次のとおりです。
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