(著者:日商エレクトロニクス株式会社 成塚 健次)
1. はじめに
こんにちは。日商エレクトロニクスの成塚です。
本tipsでは、クラウドEAIサービス「PolarisGate」を用いて実現できるバッチ処理、インターバル処理についてご紹介させて頂きます。
2. PolarisGate とは
PolarisGateは、マジックソフトウェア・エンタープライゼス社が全世界50ヶ国で提供するEAIツール「Magic xpi」を利用し、日商エレクトロニクス株式会社が2016年4月よりサービスを提供するクラウドEAIサービスです。
必要な時に必要な分だけ利用可能な低コストでスピーディに導入可能なサービスを実現しました。EAIを「スモールスタートで導入したい」、「期間限定で導入したい」と言ったニーズに応えるソリューションです。
3. PolarisGate のサービス理念
我々は「クラウドのシステム間をつなぎ、企業がデータ収集・解析を簡易に行なう為のEAIクラウドサービス」を安価に提供します。
4. PolarisGate の特徴
(1) 圧倒的な低価格!月額3万円から1か月単位で利用可能!!
(2) パブリッククラウドでデータ連携を完結!サーバメンテナンス不要!!
従来のEAIツールと異なり、オンプレ環境に専用サーバを構築する必要はございません。連携したいデータは、自社ネットワーク内を経由せずに相手先のシステムに送付することが可能となります。もちろん、24時間365日の体制で運用監視を行なっており、EAIサーバのメンテナンスは不要です。
5. PolarisGate の kintoneバッチソリューション
PolarisGateを用いることで、時間指定で処理を実行するバッチ処理機能、及び一定間隔(10分間隔等)で処理を実行するインターバル処理機能を実現することが可能です。具体的には以下のようなソリューションを簡易に実現することができます。
(1) アプリ間連携
kintoneのアプリ間のデータ連携を行います。バッチ処理、インターバル処理ともに実行可能であり、サブドメインが異なるアプリ間の連携も可能です。
(2)Excel 帳票への出力
kintoneで入力したデータを、行番号と列番号を指定するだけで、Excel帳票上にプロットすることが可能です。
(3)メール送信
kintoneで入力した内容や添付ファイルを、メール送付することが可能です。
メールサーバのIPアドレスやID、パスワードを入力します。
送付したいメール情報(宛先(To)、送り元(From)、件名、本文、添付ファイルアドレス)を指定します。
(4)DB(CSV) データ等の取り込み
CSVやメールやDB、他システムの入力内容を、kintoneに取り込むことが可能です。
6.まとめ
EAIツールは、他システムとのデータ連携を行なうだけでなく、データの加工・抽出やバッチ処理等、非常に便利なツールではありますが、高額であることやサーバのメンテナンスが必要であること、セキュリティへの不安等で導入に至らなかったお客様が多々いらっしゃるものと存じます。
PolarisGateは、グローバル企業様の基幹システムで採用されてきた「Magic xpi」をベースとしたSaaSのEAIサービスです。AWSのサーバ上で、24時間365日運用監視を行なっておりますので、安心してご利用頂くことが可能です。初期費用も安く自社でのメンテナンスも不要です。
クラウドサービスの台頭により、kintoneとAPIで連携できるサービスが増えてきました。これらのクラウドサービスと組み合わせることで、kintoneをより一層便利にご利用頂けるものと考えております。PolarisGateでは、kintoneと連携する周辺ソリューションを取り揃えていく予定です。連携したい周辺システムやクラウドサービス等のご要望がございましたら、以下の連絡先までご相談下さい。
製品ご紹介ページ:https://erp-jirei.jp/cloud_eai
ご連絡先:dev-polarisgate@nissho-ele.co.jp
貴重な時間を割き、お読み下さいましてありがとうございました。
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