2018年12月09日の定期メンテナンスの、kintone API の更新に関する情報をお知らせします。
お知らせの内容に追加、変更等ありましたら、こちらのコメントにて変更箇所を追記します。
また、APIドキュメントには仕様を順次公開していきます。
kintone JavaScript API
機能追加
- モバイル用APIの新規追加
モバイル用APIに次の関数が追加されます。
- レコードIDを取得する(kintone.mobile.app.record.getId)
- スペースフィールドの要素を取得(kintone.mobile.app.record.getSpaceElement)
- 関連レコード一覧の参照先のアプリIDを取得する(kintone.mobile.app.getRelatedRecordsTargetAppId)
- ルックアップフィールドの参照先のアプリIDを取得する(kintone.mobile.app.getLookupTargetAppId)
- アプリID取得(kintone.mobile.app.getId)
- グラフが表示されたときのイベント(mobile.app.report.show)
不具合改修
-
レコード一覧のクエリ文字列を取得するAPIで一部のフィールドの値がエスケープされない
- 対象API:
- 対象フィールド:
- チェックボックス
- ラジオボタン
- ドロップダウン
- 複数選択
- ステータス
- 修正内容:
対象フィールドで値にダブルクォーテーション、バックスラッシュが含まれる場合- 修正前:
返り値のクエリ文字列がエスケープされない(例)Check_box in ("sample"2"") - 修正後:
返り値のクエリ文字列がエスケープ済みになる
(例)Check_box in ("sample\"2\"")
- 修正前:
kintone REST API
仕様変更
- モバイル用のカスタマイズビュー追加にともなう仕様変更
- 対象API:
- 一覧の設定の取得[運用環境](GET /k/v1/app/views.json)
- 一覧の設定の取得[テスト環境] (GET /k/v1/preview/app/views.json)
- 一覧の設定の変更(PUT /k/v1/preview/app/views.json)
- 変更内容:
対象APIを実行したとき
- 変更前:
GET時: typeがCUSTOM時のオブジェクトにdeviceが含まれないPUT時: typeがCUSTOM時のオブジェクトにdeviceを指定しても無視される - 変更後:
GET時: typeがCUSTOM時のオブジェクトにdeviceが追加されるPUT時: typeがCUSTOM時のオブジェクトにdeviceを指定することができる
- 変更前:
- 対象API:
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