2020年7月12日の定期メンテナンスの、cybozu.com 共通、kintone API に関する情報をお知らせします。
お知らせの内容に追加、変更等ありましたら、こちらのコメントにて変更箇所を追記します。
また、APIドキュメントには仕様を順次公開していきます。
cybozu.com 共通
機能追加
cybozu.com のユーザー認証で、認証アプリを利用した2要素認証に対応しました。
ログイン名とパスワードによる認証に加えて、認証アプリに表示される確認コードの入力が必要になり、よりセキュアにご利用いただけます。
- 認証アプリによる2要素認証を設定したユーザーアカウントでは、REST API や SOAP API をパスワード認証でご利用いただけません
- 対象 API
- User API すべて
- kintone REST API すべて
- Garoon REST API すべて
- Garoon SOAP API すべて
- 備考
- 2要素認証を利用するには、cybozu.com共通管理者が2要素認証を有効にする必要があります。
- 2要素認証を設定しているユーザーアカウントでも、セッション認証での実行、CSRFトークン(kintone | Garoon)、kintone.api() や garoon.api() を使った API の実行は可能です。
- 対象 API
kintone API
今月の kintone アップデート情報
安定したサービスを継続的に提供していくため、一部 API のご利用について仕様を変更いたします。
レコード一括取得APIで指定できる offset の値に上限値(10,000)を設けました。
極端にサーバーに負荷のかかる処理の実行を制限することで、製品利用時の表示速度の改善が見込まれます。
kintone REST API
仕様変更
- 2020年7⽉定期メンテナンス以降に構築された環境で、レコード⼀括取得 API で offset に 10,000 を超える値をご利用いただけなくなる
事前に「kintone API レコード一括取得APIのoffsetの上限値制限について」で告知している内容を実施します。
- 対象 API
- レコード一括取得 /k/v1/records.json
- 備考
- 2020年7月定期メンテナンス以前に構築された環境では、この制限を受けません。
ただし、kintone 管理者および該当のアプリ管理者が、該当アプリのレコード一覧画面を開いたときに、offset 上限値制限を超過した旨が告知されます。 - 1万件を超えるレコードを取得する場合は、「offset の制限値を考慮したレコード一括取得について」を参照してください。
- 2020年7月定期メンテナンス以前に構築された環境では、この制限を受けません。
- 対象 API
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