2021年2月14日の定期メンテナンスの、API に関する情報をお知らせします。
お知らせの内容に追加、変更等ありましたら、こちらのコメント欄で変更箇所を追記します。
また、API ドキュメントは仕様を順次公開していきます。
kintone API
今月の kintone アップデート情報
先月の条件通知の設定を取得、更新できる API に続いて、アプリのグラフの設定を取得、更新できる API を追加しました。
これまで画面操作で行っていたグラフの設定を API を使って設定できるようになります。
そのため、開発環境に作成した開発中アプリの設定を本番環境のアプリへ適用するという運用を行っている場合などに、グラフの設定作業も効率化できます。
kintone REST API
機能追加
- アプリのグラフの設定を取得、更新できる API を追加
Garoon API
Garoon JavaScript API
仕様変更
- スケジュール、メッセージ、メール、またはワークフローで、JavaScript カスタマイズを適用していなくても、JavaScript API を実行できるように変更
- 対象 API
- Garoon JavaScript API すべて(一覧)
- 備考
- これまで、全体 JS において garoon.events.on でイベントを登録していても、アプリケーションの設定でカスタマイズを有効にしていなければ、全体 JS で登録したイベントは実行されませんでした。
定期メンテナンス以降はこれが実行されるようになるため、アプリケーションの設定で適用しているカスタマイズにおいて次のことが起こる可能性があります。
- 全体 JS で適用したカスタマイズ内でエラーが発生すると、アプリケーションの設定で適用したカスタマイズが動かなくなる
- 全体 JS で適用したカスタマイズの内容によっては、アプリケーションの設定で適用しているカスタマイズの挙動が変わる
- これまで、全体 JS において garoon.events.on でイベントを登録していても、アプリケーションの設定でカスタマイズを有効にしていなければ、全体 JS で登録したイベントは実行されませんでした。
- 対象 API
.com 共通
User API
仕様変更
- X-HTTP-Method-Override ヘッダーに対応
- 対象 API
- User API (JSON形式)すべて
- 備考
- kintone.api() を使って URI の長さが 4KB を超える GET リクエストを送信した場合、X-HTTP-Method-Override ヘッダーが付与され POST リクエストが送信されます。
この対応により、kintone.api() を使って User API を実行したときに、URI が長いリクエストでもエラーにならずスムーズに処理できるようになります。
- kintone.api() を使って URI の長さが 4KB を超える GET リクエストを送信した場合、X-HTTP-Method-Override ヘッダーが付与され POST リクエストが送信されます。
- 対象 API
不具合修正
- locale に auto を指定して登録したユーザーに対し、kintone で通知が送信される操作を行うとエラーになる現象を解消
- 対象 API
- 発生条件
次のすべての条件があてはまる場合
- locale に auto を指定し、対象 API を使ってユーザーを登録する
- 登録したユーザーに対し、kintone から通知が送信される操作を行う
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